勉強会レポ:「LGBT」は作品のカテゴリーとしてありなのか?
こんにちは!
台風が過ぎて、すっかり晴れ模様ですね!
筆者は秋服を出すタイミングが分からず戸惑っております。
さてさて、今回は先日16日㈯に行われた勉強会のレポートです。
こちら!
「LGBT」は作品のカテゴリーとしてありなのか?
担当:Tさん
畑中ゼミ生による90分のプレゼンとディスカッション。
まずは、「セックス」と「ジェンダー」の違いについて考えるところから始まります。
世間的に言われているのは「生物学的性差」か「社会的性差」かといったところでしょうか。しかし、そもそも性別は二元論化できるのかetc...という観点から、セックスもジェンダーも”言語”に引っ張られている――というような話をしました。
次に「LGBT」とはそもそも何の頭文字を取ったものなのか。更にそこには含まれないアセクシュアルやノンセクシュアル等々、様々な性のカタチについて解説を加えていきます。
と、ここで出てきたのは、「LGBT」というくくるのはどうなのか、ということ。
そもそもレズビアン、バイセクシュアル等は一括りにできないのではないか?何故現代では一括りにされているのか?とみんなで考えてみました。
そこで、今回担当のTさんが問題視していたのは「LGBT」というカテゴリーに映画がカテゴリー分けされるという問題。
近年キネマ旬報などを開くと、「LGBT映画」と銘打って特集が組まれていたりするんだそう。
そこで参加者や先生から出た意見は、そもそも「LGBT」というカテゴリーは存在せず、そこに商業性は発生しない。観に行く人たちは、その映画の社会性に惹かれて鑑賞するのでは?ということでした。
また、そういった映画を観ることで、「観ただけでそういった人たちの事を解った気になってしまう」という事が問題でもあると、Tさんは考えていました。
というような議論を様々な方向に繰り広げて、今回の90分はあっという間に終了。
参加者のみなさん、今回の勉強会、いかがでしたか?
・色んなところに(話が)広がるね(Tさん)
・ゴールが見えない(Kさん)
・結構みんな色んな意見を持っているんだなと思った(Yさん)
参加した全員が、自分の世界が広がった、という様な感想を抱いてくれたのが、今回の成果なのではないかと思います。
さて、そんな今回の勉強会を担当してくれたTさんを突撃!
今回発表してみて、いかがでしたか?
Tさん:(みんなが沢山)意見を言ってくれて良かったです。事前に発表の前半に解説した知識を、課題として出した方がスムーズだったのかなぁと思ったけど…うーん、なんだろうね、(説明が多かったから)みんなが飽きてないか不安だった(笑)でも、みんなの世界を少しでも広げることができて良かったです。
Tさん、参加者のみなさん、ありがとうございました!
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さて、来週の勉強会は!?
9月23日14:00~15:00
「美術の過去・現在・未来~インスタレーションについて~」
です!
今回の夏休み勉強会初の美術に関する企画となっております!
是非、ご参加下さい!
(※15:30~の「なにもない空間②」は中止となりました。ご了承下さい。)
また、参加される方で「最近インスタレーションを見たよ~!」という方は、↓のような簡単な感想レポートを書いて一枚プリントアウトして持ってきて頂けると、大変嬉しいです♪
何卒ご協力お願いします!
最後に、9月16日の勉強会を終えての先生の感想がこちら♪
先生「人数多いと盛り上がるね!」
あなたのご参加をお待ちしております!★