畑中ゼミべんきょうかい2017

東京学芸大学表現教育コースの一部生徒が所属する「畑中ゼミ」が実施するべんきょうかいの告知及びレポート!学芸大生参加自由!ブログを読んで興味を持ったヒトは気軽に来てね☆

畑中ゼミべんきょうかい2017

映画、アイドル、美術、舞踏…何でも食べる。

勉強会レポ:「LGBT」は作品のカテゴリーとしてありなのか?

こんにちは!

台風が過ぎて、すっかり晴れ模様ですね!

筆者は秋服を出すタイミングが分からず戸惑っております。

 

さてさて、今回は先日16日㈯に行われた勉強会のレポートです。

こちら!

 

LGBT」は作品のカテゴリーとしてありなのか?

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担当:Tさん

 

畑中ゼミ生による90分のプレゼンとディスカッション。

まずは、「セックス」と「ジェンダー」の違いについて考えるところから始まります。

世間的に言われているのは「生物学的性差」か「社会的性差」かといったところでしょうか。しかし、そもそも性別は二元論化できるのかetc...という観点から、セックスもジェンダーも”言語”に引っ張られている――というような話をしました。

次に「LGBT」とはそもそも何の頭文字を取ったものなのか。更にそこには含まれないアセクシュアルノンセクシュアル等々、様々な性のカタチについて解説を加えていきます。

と、ここで出てきたのは、「LGBT」というくくるのはどうなのか、ということ。

そもそもレズビアンバイセクシュアル等は一括りにできないのではないか?何故現代では一括りにされているのか?とみんなで考えてみました。

そこで、今回担当のTさんが問題視していたのは「LGBT」というカテゴリーに映画がカテゴリー分けされるという問題。

近年キネマ旬報などを開くと、「LGBT映画」と銘打って特集が組まれていたりするんだそう。

そこで参加者や先生から出た意見は、そもそも「LGBT」というカテゴリーは存在せず、そこに商業性は発生しない。観に行く人たちは、その映画の社会性に惹かれて鑑賞するのでは?ということでした。

また、そういった映画を観ることで、「観ただけでそういった人たちの事を解った気になってしまう」という事が問題でもあると、Tさんは考えていました。

 

というような議論を様々な方向に繰り広げて、今回の90分はあっという間に終了。

 

参加者のみなさん、今回の勉強会、いかがでしたか?

 

・色んなところに(話が)広がるね(Tさん)

・ゴールが見えない(Kさん)

・結構みんな色んな意見を持っているんだなと思った(Yさん)

 

参加した全員が、自分の世界が広がった、という様な感想を抱いてくれたのが、今回の成果なのではないかと思います。

さて、そんな今回の勉強会を担当してくれたTさんを突撃!

今回発表してみて、いかがでしたか?

 

Tさん:(みんなが沢山)意見を言ってくれて良かったです。事前に発表の前半に解説した知識を、課題として出した方がスムーズだったのかなぁと思ったけど…うーん、なんだろうね、(説明が多かったから)みんなが飽きてないか不安だった(笑)でも、みんなの世界を少しでも広げることができて良かったです。

 

Tさん、参加者のみなさん、ありがとうございました!

 

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さて、来週の勉強会は!?

 

9月23日14:00~15:00

「美術の過去・現在・未来~インスタレーションについて~」

 

です!

今回の夏休み勉強会初の美術に関する企画となっております!

是非、ご参加下さい!

(※15:30~の「なにもない空間②」は中止となりました。ご了承下さい。)

 

また、参加される方で「最近インスタレーションを見たよ~!」という方は、↓のような簡単な感想レポートを書いて一枚プリントアウトして持ってきて頂けると、大変嬉しいです♪

何卒ご協力お願いします!

 

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最後に、9月16日の勉強会を終えての先生の感想がこちら♪

先生「人数多いと盛り上がるね!」

 

あなたのご参加をお待ちしております!★